中殿筋トレーニング

筋トレ、エクササイズ

中殿筋とは臀部の側方についている筋肉で、機能的にも美しさにも必要とされる筋肉です.

ここでは解剖からトレーニング方法について解説します!

中殿筋の解剖、作用

解剖

中殿筋は腸骨外面から起始し、大腿骨大転子に付着する扇状の筋肉です.

中殿筋は上殿神経【L4~S1】に支配されます.

The functional anatomy of tensor fasciae latae and gluteus medius and minimus – PubMed (nih.gov)より引用

作用

中殿筋は小殿筋とともに、強力な股関節外転に作用します.

中殿筋は前方繊維と後方繊維に分けられ、前方繊維は股関節屈曲と内旋

後方繊維は股関節伸展と外旋作用を有します.

また股関節屈曲90°以上で股関節内旋作用を有します.

中殿筋の筋力が低下するとトレンデレンブルグサイン(Trendelenburg’s sign)がみられ、前額面での安定性に貢献しています.

中殿筋エクササイズ

サイドライイング(Side Lying)

最も一般的行われる中殿筋トレーニングの一つです.

ポイントをまとめます

ポイント

・つま先が上を向かないよう股関節を内旋させる

・踵からあげる意識を持つ

・臀部の横が収縮している感覚を持つ

POINT

ボールがあれば壁に沿わせてあげるとやりやすいです!

サイドプランク

体幹を鍛えるトレーニングとしても行われるサイドプランク.

支えている足の中殿筋トレーニングとしても実施できます.

ポイント

・肩の下に肘が来る

・骨盤をあげる

・一直線になるように

サイドプランク
POINT

応用として、手足をあげてやってみよう!

サイドプランク

ペルビックドロップ(Pelvic drop)

ポイント

・骨盤を下げて体がぶれないよう、骨盤を引き上げる

サイドウォーク

ポイント

・頭の位置が上下しないように

・お尻の横を意識しながら

・チューブ位置は膝より足のほうが効果的

まとめ

中殿筋の解剖とトレーニングについてまとめました。

機能的にも見た目としても重要な筋肉ですので、トレーニングとして取り入れていきましょう!

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